ミシュラン 東京 2014 予想

料理のおいしさには、個人的な味覚の差もあります。

ミシュランが三つ星をつけたからといって、１００人のお客さんが「パーフェクトにおいしい」と感じることはあり得ません。

だからこそ、ミシュランの星予想は難しいんですね。


ミシュランガイドが日本で初めて発売されたのは、２００７年です。

その直前に有名な料理評論家の山本益博さんが、東京のお店の中から「これぞミシュランの星がつく」と予想した本があります。


山本益博さんが三つ星だと予想したのが、

フレンチではジョエル・ロブション、カンテサンス、ロオジエ、鮨では、すきやばし　次郎です。


すごいのは、この４軒が山本さんの予想通り３つ星をとったこと。

もっとすごいのは、ミシュランガイド東京・横浜・湘南　２０１４年版でも、ロオジエ以外のお店はいまだに三つ星を維持し続けている事です。

ほんとうにいい店というのは、つねに味とサービスの向上に努めていると言いますが、三つ星をキープし続けるのは簡単ではないでしょうね。


ロオジエは２０１３年版まで三つ星をとっていましたが、２０１４年度版は、掲載辞退しています。

ちょうど店内改装の時期にあたっており、それが辞退の理由のようです。

となれば、２０１５年度版ではロオジエがまたしても三つ星として復帰するのでは、というのが今からの下馬評ですよ。


ちなみに前述の山本益博さんの本のタイトルは「「三つ星ガイド」をガイドする」です。古い本なのでもう手に入らないかもしれませんね。

---

スポンサーリンク

---